✥  後書き

書いたときの思い出話をする場所。イメージや解釈を壊す可能性があります。
あんまり作品とは関係ない話もしてたりします。




● 交換日記
外界と断絶される篭りでは、精神的に影響与えるからこんなの駄目だろうな、でも健康不安のある主人公がちょっとだけだから!とローニカさんに頼み込んだら融通きくかなあ…と…。なので短く、短く、と思いながら書きました。ノートをチェックして渡しに行くローニカがいらいらしているといい。
日付のばらつきを考えるのが楽しかったのですが(タナッセからレハトへはリターンに時間がかかるとか)、抽象度が下がると強度も下がる気がしたので最終的に消して×日表記になりました。

● 欲張り
タナッセと初めてシリーズとしてABCDFを考えたんですが、Aは『生殺し』があるので二回目のちゅー話。
このABCって若い方にはわからなかったりするでしょうか。ぐぐってください。

● 臆病者達の恋
読んでていらいらする話が好きなんですが、書くのはそうでもないな……。

● 知恵の輪
スタンダードなものを一つ出しとこうと思って書いたレハトの愛しき夢。
年明けからタナッセの正式プロポーズまで、レハトさんはどういう気持ちだったんだろう……?というのが長く謎です。

○ 新しい年に
篭りは即ち産まれ直し、ここからお前がもう一度新しい人生という大海原に出る航海のはじまりなんや!というテンションで書き始めました。篭り身籠もり。

■ 誤解(キット)
こういうすれ違いネタって何が元ネタなんでしょう

● 運命の人

● 普通と規則
王を目指しているからといって主人公がハイスペックとは限らないなと思って書いた、口だけレハト。やる気はある。お母さんは憧れの女性。アタイも大人になったらばいんばいんになってモテモテ王国を築こうとか考えてた系。今のところ国民は一人だけど幸せだしまあいっか、と思っている。

○ ノーティとミーデロン
ユリリエとミーデロンはお互い苦手、ミーデロンはユリリオに唯一食ってかかれる人材かも、というまめちしきが雑文にありましたが、ミーデロンのナチュラルなマジレス返しがすごいのでは?と疑っています。いや、普通にロンデーがハイスペック貴族なのかもしれないですけど。

● 読み聞かせ
身体のお世話をするのいやらしい。セックスシーンを書こうかけっこう迷って最後まで可愛い感じで終わりたいと朝チュンにしました。
そういえば、この世界にいわゆる小説ってあるんですかね。

● 二心異体
婚約で反転して印友と印愛を伸ばしつつ愛情ルートに入って最終的に裏切りエンドの主人公。検証のプレイで、タナッセの憎悪を稼ぐのがちょっと大変だった。
後半はタナッセ視点にしてルージョンと魔法修行をしたり指輪を渡しに行って寵愛者誘拐とかを書くつもりだったけど、進まないので諦めて全部削り、主人公視点のみになった。なのでいまいち状況がわからないかもと思いますが、まあ、主人公の心情メインの話だし…。書けばよかったかな。
永遠に償えません!という気持ちをこめました。

● I know what I do when I drink.
酔ったわーまじ酔ったわー、いやほんとはそうでもないけど酔った振りして甘えてみよう……というその考えがまさに酔っ払いの考えなんですよ。酒は飲んでも飲まれるな!
タナッセは学生なのにちゃんとした腕時計をしているタイプだろうと思ったのに書くのを忘れたのが心残り。

● 三人目の寵愛者
王子祭提出作品。誰とも違うレハト。こっちに載せる前に見なおさないとなーと自分で決めてはみたけど見なおすのが嫌すぎてだいぶ放置していた。そして結局見てない。
悪口しりとりが書きたかったのに書いたら不要だったので削ろうかどうしようかぎりぎりまで迷って二次創作は要不要で成立するのではない……!という託宣を受けて残し。
面子にかけて主導権を取りたいタナッセがお兄さんらしいところをしているのがかわいい(もうなんでも可愛い)。
好愛は高くも低くも読めるように書いたけど、どうだったでしょうか。

●掌編
・ひとつめ
そもそも圧縮ショートカット文体である私がどこまで圧縮できるか挑戦したような品。
あなたが私の神様、みたいな人はだいたい神を改変しようとして破綻するけど、隷属せずに神を神として崇めて幸せになれるタナッセはモノホンだな……と思って書きました。
・ ふたつめ
二人目とか甥っ子とくっついてくれたら万々歳と思っていたのにまさか息子と、さらに訳のわからんくっつき方で、タナッセ愛ルートのリリアノは色々困惑したのかも。そしてヴァイルを差し置いて(という表現も違うのだけど)息子と、というのに感じなくていい引け目のようなものをちょっと感じてしまったりするんじゃないかとか、タナッセは徴がもたらす諸々から離れたところで幸せになってくれたらと思っていたのに寵愛者相手か、とか思ったり思わなかったりするのかな? とか。色々考えて心配して結局は言わない、というのが私のリリアノ像のひとつ。
書いてから気づいたけどこれは『内と外と』の愛情ルートver.ぽい。たぶんない。
・ みっつめ
タナッセ愛ルートにおける私のスタンダードな主人公象はスーパーヒーロー(概念)なので、あんまりないレハトが自己嫌悪するようなところが書きたい、そんなときタナッセの鈍感力がレハトさんを救うのかも…とちょっと書いてすぐやめたやつ。
・ よっつめ
愛情ルートでレハトが篭りを乗り越えられなかったらタナッセは裏切りエンドより酷いことになるだろうな、と思って書き始めたけれどこれ以上進まなくて投げたもの。出てくる単語が死に関係しているのはそのため。ずっと待ってるタナッセ。

○ 天国の雑踏
最初タナッセでなくモゼーラさんが出てくる予定だったけど、ずばっと言うキャラじゃないと思いタナッセさんに出張ってもらいました。主人公にざっくり言うのに重宝し、よっ!王子!と歌舞伎役者に声をかけるように書きました。

● 気持ちいい夜中
綱引きの二人。恋は戦争だって天使のミクさんが言ってた。
このレハトは多分暇なのです。能力を持て余してるのかもしれないです。アモラルな寵愛者様っていいなあと思って書き始めたんだけど、どうも難しかった。
罪人は魔の国に堕ちる的な宗教観があるのかいまいちわからなかったのですが、まあ雰囲気で……。あとお風呂は朝か昼に入るんじゃないかと思うけど、まあ…まあ…。

○ 去年の犬
怒りで我を忘れてる系主人公。タナッセ告発なしでヴァイルじわ憎にいくのはまじ大変なので占い師に登場願いました。それでもそうとう失敗した…憎悪maxならもっと楽かも?たしか嫌な奴、くらいだった。
主人公が読んでいるのはスコットランド王ジェームス一世の『王の書』だという(かもかて界にはもちろんないので類する詩集か何か)設定です。自叙伝形式の寓喩詩で、超ざっくり言うとこの小説内で書いた感じの内容なんですが、くだんの貴婦人はその後王と結婚したジョウン・ボーフォート本人であるという説と別人だという説があるそうです。ここでは別人だという説を採り、主人公はしなくていいことをした…という話につなげようと思ったんですが入らなかったのでここに書いときます。言われなきゃわからないし言われても困りますよね。すいません。

● 三月のバレンタイン
チョコの代わりにあげるものって何が良いかな~食べ物がいいな
米・パンなど主食‥実用重視で面白くない、どうせなら現代的なものがいい
肉・魚などのたんぱく質‥タナッセはセレブだから肉食べたいとか貧乏学生みたいな欲求なさそう
ジャム・果物・蜂蜜‥ぱんつ買えと迫るようなレハトさんだと甘さ過剰でバランス取れない気がする
味噌・醤油…女子力高すぎてこわい
ドレッシング・岩塩とか‥オシャンティーすぎてキャラがぶれる
ソース・ケチャップ‥一人暮らしで使い切れないランキング上位過ぎ汎用性低すぎ
野菜‥もう意味がわからない
チーズ…明太子とかイクラとか…鍋セット?……と考えていき、微妙な間抜けさが良いと思ってポン酢にしました。そしてここまで考えて本当にプレゼントするわけでもないのに真面目に想像しすぎだろ…と、自分にぞっとしました。

○ お別れの時間
また現パラかいいかげんにしろ。
しかしあの(元)夫婦は二人とも親として本当にダメですね!ダメダメですね!

● 望んでここにいる
※ばらまいた食料は後でスタッフ(豚)がおいしく頂きました。
私はタナッセ愛情ルートが大好きですし至高ですし(その割にちゃんとしたもの書いてないけど)あれでタナッセのトラウマは解消し呪いは解け留保無く自由を獲得してレハトと完全に対等の関係になったと思うんですけどそれはそれとして呪いが解けた先にまた別の地獄があることもあったりなんかしたりして!と思い、書きました。
レハトさんはルートの最後に「ユリイカ!」という瞬間があって反転したんだと思っています。

● Desertion
団地ってあの世界にないような、と思って現代にしたけどあることにしてもよかったよね別に。
古風なエロ小説を書きたいという思いと現代設定だから現代的な言葉遣いをしたいという気持ちで揺れ動いたエロ。「難解な設定」を書く体力がなかったので、難解というより複雑な設定でお茶を濁しました。
レハ男がどんな気持ちでどんなものを書くかな、というのとタナッセはどう誤魔化すのかな、というのが私的な萌えポインツでした。タナッセ受を書く予定だったのに、そこまでいかなくて残念。
あと、ところてんがよく考えると(考えなくとも)おかしいんですけど、えーと、いいじゃん別に。

■ 猫(キット)
猫耳セックス!

● アブサード・レギュレーション
また現パラか……。でも必須要素がテレビだったから……。
現代らしさを出そうと思い、固有名詞でごまかす姑息な手とともに思春期の恋!って感じの内容を目指しました。でもなんか書きながらこの話前にも書いたな感がすごくて、ちゃんと説明しようとがんばったらくどくなった気がする。
タイトルは『absurd regulation』ていう映画があったら邦題が『とてつもないしきたり』になったりしそうと、逆算して決めました。
なんだかハイコンテクストの二乗のような話ですけどでも二次創作ってそういうもんだろ!な!ね!
現パラでもモルはその辺に居ると思うのですが、何してるんですかね…ボディガード兼運転手とかかな…。